単純疱疹や帯状疱疹にもバルトレックス

バルトレックスは抗ウィルス薬の一種で、ヘルペスウィルスの治療薬として広く利用されています。

バルトレックスの主要成分(一般名)はバラシクロビルといいます。
バラシクロビルはアシクロビルのプロドラッグで、投与後に体内でアシクロビルに変換されて抗ウィルス作用を発揮します。
アシクロビルは感染細胞内で活性体となり、ウィルスDNAの複製を阻害して、ウィルスの増殖を抑える働きを持っています。

バルトレックスは口唇ヘルペスや性器ヘルペスなどの単純ヘルペス(単純疱疹)をはじめ、帯状疱疹、水痘などの治療に用いられます。
発症時の治療薬としてはもちろん、再発防止のために予防的に用いられることもあります。

一般的な使用方法としては、単純疱疹については1回1錠(500mg。
以下同じ)を1日2回、帯状疱疹及び水痘については1回2錠を1日3回服用します。
性器ヘルペスの再発予防には1回1錠を1日1回服用します。
なお、これらはいずれも成人の例です。
また、症状の程度によって用法・用量が異なる場合もあるので、詳しくは医師の指示を仰ぐ必要があります。

主な副作用としては頭痛・吐き気・下痢・腹痛などが報告されています。
まれに意識の低下を招くことがあるので、車の運転や機械操作などには十分注意する必要があります。